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『VIVANT』第2シーズン第5話(第15話)考察|佐野はすでに一度「隠して」いる【ネタバレあり】

暗い部屋で、パソコンを持つ男性、スーツ姿の男性、制服姿の男性の3人が、それぞれ離れて立っているシルエット。 日本ドラマ
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『VIVANT』第2シーズン第5話(通算第15話・S2E5)が、明日8月23日に放送されます。

今回も放送前に予想を書き残しておきます。第3話では大外し、第4話は方向だけ合っていた、という成績です。

【追記・第15話 放送後】この記事は放送前に書いた予想です。答え合わせと第15話の感想は第5話の感想・考察に書いています。これまでの全記事は『VIVANT』第2シーズン 感想・考察まとめにまとめています。

■★評価は保留を継続します

2クール連続放送の全体像が見えるまで、点数はつけません。★は物語がある程度進んだ段階で改めてつけます。

※ここから先は第14話までの内容と、第15話の予告に触れます。未視聴の方はご注意ください。

■今回のテーマは「なぜ」

第15話の予告を観て、方向がはっきりしました。

「野崎の行方を追う」という字幕のあと、「浮かび上がる裏切りの目的」という言葉が出てきます。

つまり次回は「野崎は裏切ったのか」を追う回ではありません。裏切ったのは前提として、その目的を探る回になります。

そして「鍵を握る3人」として、チンギス・佐野・東条が映ります。

■野崎の目的は何か

私の考えは、これまでと変わりません。

野崎は実際には別班を裏切っておらず、大きな目的のためにあえて裏切ったように見せている。

根拠は第14話の展開そのものです。

野崎が裏切ったことで、結果的にシンシーという組織の存在と、その拠点が突き止められました。拉致された別班員がいる可能性の高い場所まで分かった。

別班を守りながら、さらに大きな敵を探るための行動だったのではないか。そう考えています。

■二重スパイ説は維持します

第14話まで観ても、単純に別班を裏切ったようには思えません。

もちろん「野崎には裏切ってほしくない」という願望も多少あります。それは前回も書きました。

ただ、今回は前回の反省もあります。第3話では迷ったのに本命を変えず、それが大外しにつながりました。今回は迷っていないので、無理に変えません。二重スパイ説を本命にします。

■東条は、なぜ「鍵を握る3人」なのか

東条が野崎の目的を知らなかったことは、第14話を観れば分かります。

野崎が別班の情報を流していたと知ったときの驚き方。そんな人物と関わり、協力してしまっていたことに焦って逃げ出す姿。あれは知らなかった人の反応でした。

だとすると、疑問が残ります。

目的を知らない東条が、なぜ「鍵を握る3人」に入っているのか。

考えられるのは、東条が自分では意味が分かっていない情報を持っているということです。野崎から頼まれた作業の中身が、目的を知っている人間から見れば手がかりになる。

本人にとってはただの仕事でも、乃木が聞けば意味が見えてくる。そういう役回りなのではないでしょうか。

■佐野は、すでに一度「隠して」いる

佐野雄太郎は警視庁公安部の部長。野崎の直属の上司です。

第1シーズンを振り返ると、この人には引っかかる描写が2つあります。

ひとつは、乃木卓の経歴を調べたとき。「昔一度だけ会ったことがある」という趣旨のことを言っていました。40年前のバルカの件について、何かを知っている可能性があります。

もうひとつが、公安の会議での発言です。乃木が別班であることを、部下たちに隠しました。

つまり佐野は、すでに一度「知っていて隠した」ことがある人物です。

あれは国益のための判断だった、という説明が当時なされていました。私もそう受け取っています。ただ、同じことを今回もやっている可能性は考えたくなります。

野崎の目的を知っていて、それを誰にも言っていない。予告の「あなたは知っていたのではありませんか」という乃木の問いかけは、そこを突いているのかもしれません。

■チンギスは、野崎が何かを託していた相手ではないか

チンギスが第2シーズンで初めて登場します。

私は、チンギスが野崎と裏で協力していた可能性を考えています。

第2シーズンで、野崎が乃木に「何か困ったことがあればチンギスを頼れ」という趣旨のことを言う場面がありました。

単純に「野崎の敵」ではなく、野崎が何かを託していた人物なのではないか。そう考えています。

■「鍵を握る3人」の共通点

3人の共通点は、シンプルに「野崎の動きや情報を、何らかの形で知っている人物」ということだと思います。

それ以上の共通点は、正直まだ分かりません。

ただ、3人がそれぞれ違う情報を持っているとしたら面白いです。東条は目的を知らずに動いていた。佐野は公安側の何かを知っている。チンギスは野崎から何かを託されている。断片を集めて、はじめて全体が見える。そういう構成なのかもしれません。

■新庄生存説も維持します

第14話で新庄は死亡したことになっています。それでも、私はまだ生きている説を維持します。

引っかかっているのは遺体の描写です。強い臭いがして、周囲もかなり嫌がっていた。そしてすでに死亡確認が出ている以上、日本で改めて詳しく検死するような流れにはなっていません。

あえてあの描写を入れた意味があるのではないか。

個人的には、実は生きていて乃木と裏で協力しているという展開を、まだ期待しています。

■そして「孤児」が、この先の鍵になると思う

これは予告とは別の話ですが、書いておきたいことがあります。

第14話で、シンシー側が「孤児院」という言葉に強く反応していました。

ベキがテントで得た金を孤児たちのために使っていた。それ自体はいい話です。でも、あの反応を見る限り、そこで終わる話ではありません。テントが運営していた孤児院に、何か重要な秘密があるのではないか。

そして私は、ジャミーンがかなり重要な存在になると予想しています。

ジャミーン自身が何か重要な情報を持っているのか。それとも出生そのものに秘密があるのか。場合によっては、シンシーがジャミーンを狙う展開もあるのではないかと思っています。

第1シーズンからジャミーンには謎がありました。そこがシンシーや孤児院の話とつながってくると、かなり面白い展開になります。

■2026年8月22日時点の、私の予想

明日の放送前に、書き残しておきます。

  • 野崎は二重スパイ。別班を守りながら、より大きな敵を探っている
  • 東条は野崎に協力していたが、目的は知らされていなかった
  • 佐野は野崎の目的を知っていて、隠している可能性がある
  • チンギスは、野崎が何かを託していた相手
  • 新庄は生きている。または遺体に何か仕掛けがある
  • テントの孤児院に秘密がある。ジャミーンが鍵を握る

ジャミーンの件は、かなり踏み込んだ予想です。それでも書いておきます。

■まとめ

第15話で一番知りたいのは、やはり「野崎はなぜ裏切ったのか」です。

予告で「裏切りの目的」という言葉が出た時点で、単純な裏切りではないことは示されています。あとは、その目的が私の予想する方向なのかどうか。

二重スパイ説を推し続けて3週目です。そろそろ答えが出てほしいところです。

答え合わせは明日の21時に。

【追記】第5話が放送されました。この予想の答え合わせは第5話の感想・考察に書いています。

前回の答え合わせは第4話の感想・考察に、これまでの記事は『VIVANT』第2シーズン 感想・考察まとめにすべてまとめています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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