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映画『REVENGE リベンジ 鮮血の処刑人』レビュー|B級感満載の復讐劇(★2・正直な感想)

森の中の古びた廃屋を見つめる、装備を身につけた人物の後ろ姿。映画REVENGEリベンジ鮮血の処刑人のイメージ 洋画レビュー
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Amazonプライム・ビデオで配信中の映画『REVENGE リベンジ 鮮血の処刑人』(2020・原題:Army of One)を観ました。

夫を殺され、自身も撃たれて森に放置された元レンジャーの女性が、犯人たちに復讐していく——というリベンジアクションです。

過激な宣伝文句が気になって観てみました。

※物語の核心(結末)にも触れています。未見の方はご注意ください。

■作品概要

2020年制作のアメリカ映画。上映時間は約88分。監督はスティーブン・ダラムです。

主演は『スパルタカス』などで知られるエレン・ホルマン。夫ディロン役をマット・パスモアが演じています。

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■あらすじ

史上初の女性陸軍レンジャーという経歴を持つブレナーと、警察官の夫ディロンは、休暇で山奥へ旅に出ます。

雨宿りのため立ち寄った空き家。そこで二人は、隠された武器と薬物を発見してしまいます。

その空き家は、地元の一族が牛耳るギャングのアジトだった——。捕らえられた二人は拷問を受け、ディロンは殺され、ブレナーも頭を撃たれて森に放置されます。

しかし、致命傷を免れたブレナーは目を覚まし、元レンジャーとしての力を取り戻し、復讐を開始するのでした——。

■B級アクションらしい、勢い任せの展開

まず率直に言うと、これはいわゆるB級映画です。

ストーリーの序盤から、少し引っかかる部分がありました。
そもそも人の空き家に無断で入り込んでしまう二人の行動自体、少し不用意に感じます。そして、頭部に銃弾を受けたはずのブレナーが致命傷を免れているという展開も、正直かなり都合が良く見えました。

■元レンジャーにしては、少し雑な復讐劇

復讐に至るまでの過程も、正直かなり雑に感じました。

怒りに突き動かされているのは伝わるのですが、下調べもそこそこに、いきなり複数の敵のアジトへ単身乗り込んでいく。
元レンジャーという設定である以上、もう少し慎重に立ち回ってもいいのではないか、と感じる場面が多々ありました。

戦い方にも疑問が残ります。
相手を倒した時点で銃を奪えばいいはずなのに、なぜか素手やナイフでの格闘が中心。元レンジャーという設定が、あまり活かされていないように感じました。

道中、ブレナーは監禁されていた女性たちを解放しますが、脱出の最中にその中の一人が命を落としてしまいます。
もっと慎重に救出を進めていれば、この一人は死なずに済んだのではないか——元レンジャーという設定である以上、そう思わずにはいられませんでした。

かろうじて逃げ切れたのが、一族のボスの子を身ごもらされていたエミリーという女性でした。ブレナーは彼女を守ると約束するのですが、その後、別の場面でエミリーもまた命を落としてしまいます。

ただ、正直に言うと、この結末に対するブレナーの反応はかなりあっさりしたもので、約束を守れなかったことの重みがあまり描かれていないように感じました。感情の描写が浅いのも、この作品の脚本の粗さを感じる部分の一つでした。

■過激な宣伝文句の割に、描写は控えめ

本作は「セクシーに、容赦なく、ぶっ殺す」といった過激な宣伝文句で紹介されていましたが、実際に観ると、過激さやグロテスクな描写は少なめでした。

敵に捕らえられる場面も出てきますが、拷問や暴力描写は控えめで、宣伝文句から想像するほどの過激さはありません。
宣伝と実際の内容に、少しギャップを感じる作品でした。

■ストーリーを気にしなければ、爽快感はある

ここまで粗さばかり指摘してきましたが、一つ、強いておすすめできる点もあります。

ストーリーの緻密さを一旦脇に置いてしまえば、女性一人が悪党どもを次々となぎ倒していく爽快感は、確かに味わえます。
細かいことを考えず、B級アクションとして肩の力を抜いて観れば、それなりに楽しめる部分もある作品でした。

■こんな人におすすめ

  • 細かいことを気にせず、勢いだけのB級アクションを楽しみたい人
  • 女性主人公が悪党をなぎ倒していく爽快感を味わいたい人
  • 粗さも含めて楽しむタイプの映画好き

逆に、脚本の緻密さやリアリティを重視する人には、正直あまりおすすめできません。

■まとめ

私の評価は★★☆☆☆(5点満点中2点)です。

脚本の粗さや行動の不自然さが目立ち、正直あまり乗り切れない部分が多い作品でした。過激な宣伝文句の割に描写自体は控えめで、そのギャップも気になりました。

それでも、ストーリーを気にせず、女性一人が悪党をなぎ倒していく爽快感だけを楽しむB級アクションとして割り切れば、時間つぶしとしては悪くないかもしれません。

Amazonプライム・ビデオで配信中なので、気になった方はチェックしてみてください。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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