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『Gメン』レビュー|岸優太の真っ直ぐすぎる主人公と吉岡里帆の怪演が最高な学園コメディ

桜が舞う日本の高校の校舎と校庭 邦画レビュー
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NetflixとAmazonプライムで配信中の『Gメン』(2023)を観ました。

岸優太さん主演の、ヤンキー学園もの×コメディ×友情ムービーです。

一言でいうと、ポジティブで真っ直ぐな主人公と、濃すぎる仲間たちの友情コメディ
難しいことを考えずに、笑って楽しめる一本でした。

※物語の結末には触れずに書いています。見どころの一部のシーンには触れていますが、ネタバレを完全に避けたい方は念のためご注意ください。

■作品概要

『Gメン』は、2023年に公開された日本の学園アクションコメディ映画です。

主演は岸優太さん。
原作は、同名の人気ヤンキーマンガ。

不良ばかりが集まる「G組」を舞台に、主人公が個性的すぎる仲間たちと友情を育みながら、ケンカに青春に突き進んでいく物語です。

現在、NetflixとAmazonプライム・ビデオの両方で配信中です。

■あらすじ

不良の集まる竹華高校。
その中でも、とびきり個性の濃いメンバーが揃った「G組」。

主人公・勝太は、ポジティブで単純、真っ直ぐで情に厚い、そしてケンカも強い——そんな絵に描いたような熱血キャラクター。

クセの強い仲間たちと出会い、ぶつかり、笑い合いながら、勝太たちは青春を駆け抜けていきます——。

■主人公・勝太のキャラがとにかく良い

この映画の魅力は、なんといっても岸優太さん演じる勝太のキャラクター性です。

ポジティブで、単純で、真っ直ぐ。
そして情に厚くて、ケンカも強い。

「よくある男の子の単純な部分」が、これでもかと凝縮されたキャラなんです。
学校一モテるセナくんがG組に来ると聞いて「これはチャンスだ、あいつが来ることで女子がわんさか集まってくると」と歓迎してしまう——そんな単細胞っぷりも含めて、観ていて憎めない。

難しいことは何も考えず、まっすぐに突き進んでいく勝太を観ていると、こちらまで元気になれる。
学園コメディの主人公として、文句なしの魅力でした。

■吉岡里帆さんの怪演が最高だった

そして、本作で個人的に一番印象に残ったのが、吉岡里帆さんの怪演です。

演じるのは、G組に新しくやってきた女性教師。
最初は「ぶりっ子」全開のキャラとして登場するのですが——ここからの豹変が、とにかく強烈なんです。

生徒に挨拶をしても、当然G組の面々は興味なし。
先生が「漫画を持ってきたらダメだぞ」と可愛らしく漫画を取り上げると、生徒が「何すんだよ、ばばぁ」と一言。

その瞬間、先生がブチギレます。

どこの国民的美少女捕まえて、ばばぁっつってんだよ。あぁ?

取り上げた漫画で生徒の頬を引っぱたきながら、怒鳴り散らす先生。
別の生徒を「オグリキャップ」「馬ヅラ」呼ばわりし、また別の生徒には平手打ち。

かと思えば、黒板の前で「先生は美人です」と生徒全員に大声で復唱させ、スマホで自分を撮らせて待ち受けにしろと命令する。
そして最後は、ニヤけて撮っていた生徒の顔面にパンチ——そのまま何事もなかったかのように、普通のトーンで「それでは出席をとります」。

このシーンだけで、もう吉岡里帆さんに完全に持っていかれました。
ぶりっ子と凶暴さの落差が振り切れていて、最高に笑えます。
この映画を観るなら、ここは絶対に注目してほしいシーンです。

■コメディと友情がこの映画の本領

『Gメン』の魅力は、やっぱりコメディと友情の部分にあります。

G組のメンバーは、とにかくキャラが濃い。
個性の強い連中が集まっているので、彼らのやり取りを観ているだけで楽しいんです。

「男子の単純さ」が凝縮されたノリも、バカバカしくて良い。
成績優秀でスポーツ万能、おまけにケンカも強いA組のエリート・瀬名くんがG組にやってくると知って、「ようこそG組へ 歓迎!」と横断幕を掲げて出迎えるG組の面々。
この単細胞で憎めないノリには、思わず笑ってしまいました。

そんなドタバタの中に、ちゃんと友情が描かれているのも好印象。
笑いながら、最後はちょっと胸が熱くなる——そんなバランスの作品でした。

■アクションは、正直そこまで期待しない方がいい

正直なところも書いておきます。

ヤンキーものということで、ケンカ・バトルのシーンもあるのですが、アクションそのものにはあまり期待しない方がいいです。

海外の本格アクション映画を見慣れた目で観ると、どうしても見劣りしてしまう。
もともと私もアクションには期待していなかったのですが、やはりそこは「そこそこ」という印象でした。

ただ、この映画はあくまでコメディと友情が本領。
アクションを楽しむ作品ではなく、ノリと勢いとキャラを楽しむ作品だと割り切れば、まったく問題ありません。

■原作マンガについて

『Gメン』は、人気のヤンキーマンガが原作です。

私自身は原作未読なので、「映画と原作どっちがいい」という比較はできません。
ただ、原作を知らなくても映画単体で十分楽しめたので、その点は安心してください。

映画を観て世界観が気に入った方は、原作マンガもおすすめです。
BOOK☆WALKERの「マンガ・雑誌 読み放題」なら、月額で対象作品が読み放題。気になる作品を気軽に探せます。

■こんな人におすすめ

  • ヤンキーもの・学園ものが好きな人
  • 難しいこと抜きで笑いたい人
  • 友情ものにグッとくる人
  • 吉岡里帆さんが好きな人(怪演必見!)
  • 岸優太さん、竜星涼さんのファン

逆に、本格的なアクションやシリアスなストーリーを期待すると、物足りなく感じるかもしれません。
あくまで「学園コメディを楽しむ」気持ちで観るのがおすすめです。

■まとめ

★★★★☆(5点満点中4点)

ポジティブで真っ直ぐな勝太のキャラ、濃すぎるG組の仲間たち、そして吉岡里帆さんの怪演。
難しいことを考えずに笑って楽しめる、良質な学園コメディでした。

アクションにはそこまで期待できないものの、コメディと友情という本領で十分に満足できる一本。
仕事や勉強で疲れた夜に、頭を空っぽにして笑いたいときにぴったりです。

NetflixとAmazonプライム・ビデオの両方で配信中なので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

学園もので笑いたい、友情にちょっと胸を熱くしたい——そんな夜に、おすすめの一本です。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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