PR

『VIVANT』第2シーズン第8話(第18話)考察|前半戦最終回、5つの問題をどう突破するのか【ネタバレあり】

ドラマVIVANT第18話の考察記事のイメージ。夜明け前の荒野に横一列に並ぶ人々のシルエットと、背後の車 日本ドラマ
記事内に広告が含まれています。

『VIVANT』第2シーズン第8話(通算第18話・S2E8)が、9月13日に放送されます。

前半戦の最終回です。2クール連続放送の折り返し地点になります。

今回も放送前に予想を書き残しておきます。

■★評価は保留を継続します

2クール連続放送の全体像が見えるまで、点数はつけません。★は物語がある程度進んだ段階で改めてつけます。

※ここから先は第17話までの内容と、第18話の予告に触れます。未視聴の方はご注意ください。

■予告は「三つの、〜のために」で始まります

今回の予告、構成が印象的でした。

  • 「囚われた仲間のために──」→ ノコル「兄さん、協力する」
  • 「この国のために──」→ 長野「必ず生きて戻れ」
  • 「新たな家族のために──」→ 薫「今の乃木さんは一人ではないんですよ」

そして薫の言葉の直後、乃木がジャミーンを抱きしめる場面が映ります。

仲間、国、家族。いま乃木が守るものが、3つに分けて示されていました。

■第1シーズンの乃木は、一人でした

ここが今回、一番感じたところです。

これまでの乃木は、天涯孤独に近い人物として描かれてきました。

それがいまは、ノコルという弟がいて、黒須たちという仲間がいて、薫やジャミーンという家族のような存在もいる。

薫の「今の乃木さんは一人ではないんですよ」という言葉は、それをそのまま言っています。

第18話は、孤独だった乃木がもう一人ではないことを、改めて描く回になるのではないでしょうか。

■そして、5つの問題

予告の後半は、一気に作戦の話になります。

乃木が「これら5つの問題をクリアしなければいけません」と説明する場面で、画面にこう出ます。

  • ① タイムリミット
  • ② 入国
  • ③ 出国
  • ④ 携行火器、弾薬、その他装備品の持ち込み
  • ⑤ シャキ城の攻略

突入すればいい、という話ではありません。

ノコルも「難攻不落、天然要塞ってところだな」と話していました。城そのものが最大級の難所だということです。

■一番の難所は「出国」だと思う

5つのうち、私が一番難しいと思うのは③の出国です。

入国して、シャキ城へ侵入して、黒須たちを全員救出できたとします。それで終わりではありません。

救出した5人と作戦参加者全員を連れて、国外へ脱出しなければならない。

シンシーが黙って逃がすとは思えません。救出が成功したと分かれば、道路や空港、国境を押さえてくるはずです。追跡部隊も出るでしょう。

しかも、こちらは衰弱した5人を抱えている。

攻め込むより、帰るほうが難しい。そう見ています。

■そして、ハッカーが2人並んでいました

予告に、もう一つ気になる場面があります。

ブルーウォーカーこと太田と、東条が横並びで映っている場面です。一瞬でしたが、はっきり2人でした。

ハッカーが2人。ということは、5つの問題のいくつかはハッキングで突破するのかもしれません。

入国、装備の持ち込み、シャキ城の攻略。どれも、システムを押さえられれば道が開く可能性があります。

■東条が、そこにいることの意味

ただ、私が引っかかったのは東条のほうです。

思い出してほしいのですが、東条は野崎に弱みを握られて脅され、言われるままに協力していた人物です。

そして第14話では、野崎が別班の情報を流していたと知った瞬間、かなり驚いて慌てて逃げ出していました。

正直、一番頼りない立ち位置にいた人です。

その東条が、いまは作戦の側に立っているように見えます。

脅されて動いていた人が、今度は自分から動く。

今回の「集結する仲間たち」というテーマの中で、ここは地味ですが効いてくる部分かもしれません。

■「目標は全員生還!」という言葉

予告のクライマックスで、乃木がこう宣言します。仲間たちが声を上げて応じる。

乃木の熱い思いがそのまま出た言葉だと思います。黒須たちを絶対に助けたいという気持ち。長野からの「必ず生きて戻れ」という激励。同じ別班員としての仲間意識。

第17話で櫻井が下したのは「5人を毒殺する」という決定でした。乃木はその真逆を掲げています。誰も見捨てない、全員で帰る。

■ただ、あえて強調しているのが気になります

正直に書くと、少し不安もあります。

あそこまで「全員生還」と強調しているだけに、逆に誰か一人くらい犠牲になるのではないか。

この作品は、そういうことをやってきます。本当に全員が無事に帰れるのかは、少し心配です。

■成功率37%という数字について

第17話で、AIハヤトが出した数字です。乃木の計算では45%でしたが、ハヤトはさらに厳しく37%としていました。

ただ、私はこの数字をそこまで悲観していません。

理由は2つあります。

ひとつは、AIだからこそ慎重に見積もっている可能性があること。もうひとつは、この数字が救出作戦の条件がそろう前のものだということです。

ノコルやテントをはじめ、いろいろな仲間が加わります。実際の成功率は、ここから上がっていくはずです。

37%という数字自体は低い。それでも、乃木たちならその数字以上の結果を出してくれるのではないかと思っています。

■チョッキーが再登場します

予告に、チョッキーの姿が一瞬映ります。放送直前のスポット映像では、ノコルと対面して「黙って話を聞け!」と怒られている様子も出ていました。

どの程度救出作戦に関わるのかは、予告だけでは分かりません。

ただ、ここで思い出したことがあります。

■チョッキーは、新庄を愛していた人物です

チョッキーはテントのモニターで、タイの実業家。元公安の新庄を心から愛していて、国外逃亡した彼を匿っていた人物です。

そして私は、第14話からずっとある説を維持しています。

新庄は、実は生きているのではないか。

遺体の扱われ方が引っかかっていました。すでに検死結果は出ていて、強烈な臭いもあって、誰も詳しく確認しないまま処理されていく。あの描写は必要だったのか、とずっと思っています。

■だから、チョッキーの登場が気になります

新庄を愛していた人物が、ここで戻ってくる。

単に救出作戦の人手として出てくるだけかもしれません。ただ、もし新庄が陰で生きていて、チョッキーを通じて乃木たちに協力するという流れがあったら。

そういう展開もあるのではないかと思っています。

チョッキーが出てくる以上、新庄についてもう一度何か動きがあるのではないか。そこは期待しています。

■一方で、野崎は衰弱していました

予告の終盤、横になってかなり衰弱している野崎が一瞬映ります。そしてリュウも登場します。

この対比が効いています。

片方では仲間が集まって「全員生還」と声を上げている。もう片方では、野崎が一人で衰弱している。ドラムも捕まっているので、誰も助けに来ません。

同じ回に、正反対の状況が描かれることになります。

■それでも、野崎はここで死なないと思う

衰弱して見えますが、ここで死ぬことはないと予想します。

そして私はまだ、リュウが完全に野崎を裏切っているとは思っていません。

第16話、第17話での2人のやり取りには、2人にしか分からない意味が隠されている可能性があると思っています。

リュウがシンシー側として野崎を追い詰めているように見せながら、実はどこかで野崎を助ける。

この展開を、まだ予想しています。

■前半戦最終回で、どこまで進むのか

今回は前半戦の最終回です。

私の予想は、救出そのものをすべて描き切るのではないというものです。

5つの問題を一つずつ解決し、仲間も集まり、「いよいよ救出へ」というところで前半戦が終わる。

そういう形ではないでしょうか。

新たな敵、新たな仲間、さらに裏切り。そういったものは、後半戦でまだ出てくると思っています。

■ジャミーンと孤児院の話は、後半戦かもしれません

第17話で、ジャミーンの「善悪を見抜く能力」が本格的に描かれました。

そして材料は揃っています。

  • ハンが「孤児」に強く反応した
  • ベキの葬儀で子どもまで撮影されていた
  • ジャミーンに特殊な能力がある

そこから考えると、ジャミーン自身がシンシーから狙われている可能性もあると思っています。

ただ、前半戦最終回でそこまで明らかになるかは分かりません。今回はまず救出作戦を中心に進み、ジャミーン・孤児院・核融合の本当のつながりは後半戦へ持ち越す可能性もありそうです。

■2026年9月12日時点の、私の予想

放送前に、書き残しておきます。

  • 救出作戦は決行されるが、完結までは描かれない
  • 5つの問題で一番の難所は「出国」
  • 5つの問題のいくつかは、ハッキングで突破される
  • 「全員生還」と強調しているぶん、犠牲が出る可能性がある
  • チョッキーの登場は、新庄生存説につながるのではないか
  • 野崎はここで死なない
  • リュウは完全に野崎を裏切ってはいない
  • ジャミーンと孤児院の話は、後半戦へ持ち越される

■まとめ

第18話は、4つの軸が同時に動く回になりそうです。

  • 別班救出作戦
  • 乃木とノコルの共闘
  • 仲間・家族というテーマ
  • 野崎とリュウ

そして一番気になっているのは、チョッキーの再登場です。

新庄を愛していた人物が、このタイミングで戻ってくる。私は第14話から新庄生存説を書き続けているので、ここは注目しています。

もう一つ、東条がハッカーとして並んでいたのも見どころです。脅されて動いていた人が、今度は作戦の側に立っている。「集結する仲間たち」という言葉が、こういうところにも効いています。

答え合わせは放送で。

前回の答え合わせは第7話の感想・考察に、これまでの記事は『VIVANT』第2シーズン 感想・考察まとめにすべてまとめています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました