『VIVANT』第2シーズン第7話(通算第17話・S2E7)が、9月6日に放送されます。
前回は外しました。リュウは生きていましたし、「似てる」の意味も読み違えていました。
それでも、今回も予想を書き残しておきます。
■★評価は保留を継続します
2クール連続放送の全体像が見えるまで、点数はつけません。★は物語がある程度進んだ段階で改めてつけます。
※ここから先は第16話までの内容と、第17話の予告に触れます。未視聴の方はご注意ください。
■野崎は、絶体絶命の状態で終わりました
第16話のラスト。リュウは野崎の裏切りに気づきます。
電光掲示板を使ってシャキ城の情報を日本側へ流していたこと。そこまで見抜かれた状態で、第16話は終わりました。
潜入が、バレています。
第17話は、ここからどうなるのかが最大の焦点です。
■私の予想:野崎は殺されない
拘束はされると思います。ただ、殺されはしないと予想します。
理由は単純です。野崎は公安の重要人物で、別班や日本の情報機関について多くを知っている。シンシーから見れば、すぐに殺すより利用価値があります。
そしてもう一つ。リュウが野崎に対して、いまも強い感情を持っているからです。
リュウが処刑を止める、あるいは何らかの形で生かす方向に動く。その可能性はあると思っています。
■そもそも、バレたこと自体が想定内だったのでは
ここが今回、一番考えた部分です。
野崎は3日連続で、同じ時間に電光掲示板を確認していました。しかも、わざわざメモまで取っている。
野崎にしては、あまりにも不用意ではないでしょうか。
監視されていることは分かっていたはずです。公安内部のカメラにも気づいていて、それを逆手に取っていた人です。その野崎が、3日も同じ行動を繰り返す。
おかしいと思いました。
■わざと気づかせたのではないか
そこで考えたのが、こういう可能性です。
シンシー側に「シャキ城の場所が漏れた」と気づかせることが、目的だったのではないか。
気づけば、シンシーは別班5人を移動させます。実際、そうなりました。
そして、ここが肝心です。
守りの固い監禁場所に救出へ向かうより、移送中を狙ったほうが助けやすい。
城に立てこもられたら、こちらから攻め込むしかありません。でも移動中なら、人数も装備も限られる。隙ができます。
そこまで野崎が計算していた可能性を、私は考えています。
だとすれば、潜入がバレたことも作戦のうちということになります。
■そして、リュウも分かっていたのではないか
ここからは、さらに踏み込んだ予想です。
もし野崎がわざと気づかせたのだとしたら。リュウも、その狙いを理解していた可能性があります。
野崎の行動を見抜いたように振る舞いながら、実際には意図を察したうえで別班5人を移動させた。そういう読み方もできます。
2人は5年前、互いをよく知る間柄でした。第16話のあのやりとり自体が、周囲には分からない2人だけのメッセージになっていた可能性も考えたいところです。
表面上は尋問。実際には、別の会話が成立していた。
可能性としては低いと思います。それでも、この作品はこういうことをやってくるので。
■リュウは、最終的に野崎を助けるのではないか
前回の記事で、リュウの感情について書きました。愛情と恨みが混ざっているように見える、と。
そこは変わっていません。
リュウは野崎の忠告を無視してまで調査を続け、その結果捕まりました。そこまでするほど、野崎に認められたかった。あの感情は本物だったと思います。
一方で、捕まってから何日も拷問を受けながら「野崎なら必ず助けに来てくれる」と信じていたはずです。それでも助けは来なかった。
恨みが残っていないほうが不自然です。
ただ、本当に憎んでいるだけなら、再会したときの感情はもっと単純だったはずです。
愛しているからこそ許せない。そういう複雑さがあるからこそ、最終的には野崎を助ける方向に動くのではないか。
もしかすると、リュウ自身が再び二重スパイのような立場になる展開もあるかもしれません。
■櫻井の「奪還は断念する」は、本気だと思う
予告で、櫻井が「5名の奪還は断念することになりました」と告げる場面があります。
敵を欺くための芝居ではないか、という見方もあると思います。
ただ私は、別班という組織としては本気の判断なのではないかと思っています。
核融合技術という国家レベルの問題が出てきた以上、5人の救出だけを優先することはできない。第16話で、公安が5人を囮にすることを容認していたことも明かされました。そういう判断をする組織なんです。
■ただ、乃木は受け入れないはずです
組織としては断念する。でも乃木は納得しない。
別班としては奪還を断念 → 乃木が独自に、あるいは強行する
この流れになるのではないかと予想しています。
黒須について、乃木は「俺の弟みたいなやつだ」と言っていました。組織の判断で見捨てられる相手ではありません。
■「即座に自ら命を絶ちます」は、条件の提示だと思う
予告のラストで、乃木がこう言います。
「もし拿捕された場合、即座に自ら命を絶ちます」
これは単に別班員としての覚悟を語った言葉ではないと思います。
おそらく櫻井から「失敗してお前まで捕まれば、さらに被害が広がる」と止められている。それに対する返答です。
「捕まった場合は、情報を漏らす前に自決する。だから行かせてほしい」
つまり、奪還作戦を認めてもらうための条件なのではないでしょうか。
■「運命の7日間」とは何か
予告の最後に出てきた字幕です。
「7日後に別班員が殺される」という単純な意味ではないと思います。7日以内に何か大きな動きがある、ということではないでしょうか。
考えられるのは3つです。
- 別班5人の移送、あるいは処分
- 核融合技術をめぐる取引
- 野崎の潜入作戦の決着
このどれか、あるいは全部がこの7日間の中で動く。そう見ています。
■謎の女性は、新しい人物だと思う
予告に、頭巾のようなものを被って目元だけが見える女性が一瞬映ります。
柚木薫ではないか、という見方もあると思います。
ただ私は、新たに登場する重要人物、あるいは味方側の人物ではないかと思っています。中央アジアやコーカサス地域で活動する別班員、もしくは現地の協力者という可能性もありそうです。
■電光掲示板の送り主について
前回、新しい謎として残ったものです。
あれだけの情報を野崎に伝えられるということは、シンシー内部の事情をかなり知っている人物です。内部に野崎とつながっている協力者がいる、というのが本命です。
ただ、もう一つ気になっていることがあります。
■張競士は、本当に死んだのか
第16話で、張は射殺されたと語られました。
ただ、それはリュウから聞かされただけです。野崎自身が遺体を確認したわけではありません。
そしてリュウも、一度は「死んだ」とされていた人物です。同じ回で、まさにそれを見せられたばかりなんです。
張も生きていて、シンシー内部から野崎へ情報を送っている。この可能性は残しておきたいと思っています。
■テントと核融合は、どうつながるのか
予告では「テントに隠された巨大な謎」という字幕と、乃木の「テントと核融合」という言葉が出ます。
ネット上では、フローライトが関係しているという説が出ています。核融合にはフッ素が必要で、そのためには高純度のフローライトがいる。テントが扱っていた資源とつながる、という読みです。
筋は通っていると思います。
ただ、それだけでは説明できないことがあります。
■なぜハンは「孤児」に反応したのか
第14話で、シンシー側が「孤児院」という言葉に強く反応する場面がありました。
資源の話なら、あの反応にはならないはずです。
そこで私が考えているのは、こういうつながりです。
- 核融合
- → テント
- → 孤児院
- → 特定の人物
資源ではなく、人なのではないか。
その人物として、私はジャミーンを考えています。以前から「善悪を見抜く」ような描かれ方をしていますし、ベキもかなり特別に扱っていました。本当に特殊な能力があるのかは分かりませんが、出生や家族に何か秘密がある可能性はあると思います。
■エリシャ博士は、なぜテントを条件にしたのか
そしてもう一つ、別の可能性も考えています。
思い出してほしいのが、エリシャ博士のことです。
博士は核融合技術を渡す条件として、テントに関する情報を求めました。
ここが引っかかります。
世界を変えるかもしれない技術を差し出してまで、テントを探させた。それだけの理由が、博士の側にあったということです。
単なる資源目当てなら、わざわざそんな取引はしないはずです。
もっと人間的な理由があったのではないか。
たとえば、博士本人か、博士にとって大切な誰かが病気で、その治療に関わる人物がテントの孤児院にいる。そういう可能性です。
根拠は薄いと思います。ただ、「なぜ博士はテントを条件にしたのか」という問いは、まだ答えが出ていません。ここが分かれば、孤児院への反応も説明がつくはずです。
■2026年9月5日時点の、私の予想
放送前に、書き残しておきます。
- 野崎は拘束されるが、殺されない
- 潜入がバレたこと自体が、野崎の計算だった
- 狙いは、5人を移送させて救出しやすくすること
- リュウも野崎の意図を察していた可能性がある
- 櫻井の「断念」は本気。ただし乃木は受け入れず強行する
- 「自ら命を絶つ」は、作戦を認めてもらうための条件
- 謎の女性は新しい重要人物。味方側の可能性
- 張競士は生きていて、シンシー内部から情報を送っている
- テントと核融合をつなぐのは、資源ではなく人
■まとめ
前回は外しました。それも、伏線に気づいていながら意味を読み違えるという外し方でした。
今回一番引っかかっているのは、野崎が3日も同じ行動を繰り返したことです。
あの人が、そんな不用意なことをするでしょうか。だとすれば、バレたこと自体に意味があったことになります。
もう一つ気になっているのが、「なぜエリシャ博士はテントを条件にしたのか」です。核融合技術という切り札を差し出してまで求めたものが、テントの情報だった。そこには相当な理由があるはずです。
資源の話だけで終わるとは思っていません。
答え合わせは放送で。
【追記】第7話が放送されました。この予想の答え合わせは第7話の感想・考察に書いています。
前回の答え合わせは第6話の感想・考察に、これまでの記事は『VIVANT』第2シーズン 感想・考察まとめにすべてまとめています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

